素菜食モモやんの回り道で道草

アラフィフ独身女子が人生すべてを道草と回り道に駆け抜ける

セクシー田中さん2話を今さら鑑賞の感想 2023年11月27日

ドラマ「セクシー田中さん」。
追いかけーて♪追いかけーて♪
やっと2話の感想です。
需要は皆無でありましょうが、日記として。

(そもそも、日記ですらないですが。。。)

2話はだんだん登場人物の過去・トラウマが垣間見られたり、
お互いの距離を縮めていく感じの流れです♪

私は今回終始、きゅんきゅんしたりはぁ~そうかぁと深く頷いたり。

田中さんに憧れて同じベリーダンススタジオで習い始める朱里ちゃん。
スネークアームがカチカチで動かない。
ヒップスカーフが鳴らない。
このシーンがとても可愛くていいなぁ。
ミキ先生も明るく優しい。
先生も言う通り、動きに慣れるまでは最初はだれでもこんな感じかと。

田中さん出演のショーで、田中さんに失礼なことを言った笙野に
腹が立って、名刺にケーキフォークを突き刺しまくる朱里ちゃんも、
本当にカワイイーーー!

漫画から飛び出してきたような登場人物で、
漫画みたいな描写の楽しさ♪
多分、ドラマ序盤のほうが漫画要素多めなんじゃないかな???

朱里ちゃんの前職の同僚、ゆりちゃんも古風で清楚な天然で、
この子を紹介した朱里ちゃんが用意した罠に、
笙野がコロッと騙されてハマってしまった話の流れも、
ほんとに漫画を読んでいるみたい。

そしてあれだけ笙野はベリーダンスをこき下ろしたにもかかわらず、
田中さんのベリーダンスに向き合う真摯な姿を見て、
心を打たれるところ・・・

最高じゃないですか?

そう!そう!
そうなんですよ!

田中さんの言う通りです。

ベリーダンスってこれが正統だ、という正解のかたちが見えない。
起源も曖昧で、色々混ざりあってきたので多種多様過ぎて。

祭祀的な側面もあるし、安易なセクシーさの表現としても存在している。

正解を探りながら、自分で求めていくしかないんです。」


細かくは合ってないかもですが、こんな主張であったかと。


そうなのですが、
こちらのドラマ関係なしに私の意見も言わせていただくと、
基本的に今踊られているベリーダンス(ショー)は
アメリカンキャバレースタイルというのかな、
“ステージで”“お客さんに魅せる”というものなので、
西洋近代の風味が多分にあるのかな、

オスマントルコのハーレムが超ベリーダンスのイメージだけど、
実際の動きは、ヴィレッジダンスというか、
いわゆる盆踊りみたいに誰でも音楽に合わせて踊る動きが
多いのかな、と。
砂漠で足が埋もれないように歩くようなステップもあるんですよ。
だからそこに住んでいる人にはベリーダンスが密着していて、
誰でも踊れた。親から子供へ伝えられて。

不思議とサンフランシスコとかがベリーダンススクールの
メッカで(もちろんそこはあらゆるダンスのメッカである訳)
エジプトやトルコにはもちろんベリーダンサーは居るけど、
ベリーダンススクールが無かった、というのもやはり
人から人への伝承で踊り継がれていたもの。

だからね、
私も田中さんと同じように自分で探りながら踊りたい一人だけど、
音楽があって、踊りがあって、
その歓びを分かち合うところに常にフォーカスしていたい。

基本はみんな同じで1対他者、ではなくて、みんなで心から踊りたい。

 

でもアンタそれじゃダメよ、
って言われることが私にはたくさんあるのだ。

フェセンジュン?
いや私、菜食なのですが。。。

とある大御所の先生が言われていたよ、
「その国の踊りをきちんとやりたい人間が、
 その国で食されているものを食べれなくてその国の踊りが出来るか」と。

ですよね、

そうかもしれませんね。

でも私は動物肉は食べませんよ。

実はショーに出るとまかないを出していただくことが多いですが、
これがだいたい動物肉を使っている、
海外だとヴィーガン対応とか進んでいるけれど、
日本では、しかもまかない飯なんかではだいたい避けられない。

こんな感じで、
私はベリーダンサーの失格要素だらけ。
ほかにもあるのでボロボロとここに落としていきます。


でも、私は私のベリーダンスという踊りを求めてゆく。
正解のない踊りですからね。


お読みくださりありがとうございました!

モモやん
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